2月23日、静岡県・富士スピートウェイと、同じく御殿場市内にあるチームルマンのチームファクトリーで、『第2回SUPER FORMULA TECHNOLOGY LABORATORY』というイベントが開催された。
このイベントは、スーパーフォーミュラの“コアなファン”を対象とした、チームファクトリーやサーキット施設の裏側、チームスタッフの仕事内容やレース開催中のサーキットの舞台裏などを実際に見学し、より身近に知ることことのできる、“体験型のバックヤードツアー”だ。2月16日に三重県・鈴鹿サーキットとリアルレーシングのチームファクトリーで開催された『第1回SUPER FORMULA TECHNOLOGY LABORATORY』に引き続き、今回は東日本のファンに向けての開催となった。
このイベントの特徴として、イベントの前に公式サイト上の企画記事「SUPER FORMULA TECHNOLOGY LABORATORY」で事前に“予備知識”を得たうえで、実際の現場を見るという趣向を凝らしたツアー形態になっている。
今回は、総勢66名のファンが参加し、富士スピードウェイのバックヤードツアーからスタート。レース管制室やタイム計測室など5ヶ所のサーキット施設を見学した後、ショートサーキットに移動して行われたのは“ドライバーのお仕事解説”。ここでは、スペシャルゲストとして今季チームルマンからスーパーフォーミュラに参戦する平川亮とアンドレア・カルダレッリが登場し、トヨタ86でのデモンストレーション走行を披露。また、抽選による同乗走行も行われた。
午後からは、御殿場市内のチームルマンへ場所を移してのチームファクトリー見学となった。ここでは、レーシングカーの部品作りやセッティングの模様を見学できたほか、チームルマンが誇る7ポストリグにSF13をセットしての、装置のデモンストレーションが行われた。また、チームルマンのメカニックによる『スーパーフォーミュラマシン解体ショー』が行われ、マシン整備の実演を目の当たりにするとともに、フォーミュラカーの構造やマシン各部の解説などを聞くことができた。
最後には、チームルマン、JRPからそれぞれ用意されたお土産が配布されたほか、サプライズイベントとして平川亮、アンドレア・カルダレッリ両選手のサイン会が行われ、イベントは盛況のうちに終了した。