韓国国際サーキットを初めて走ったF1ドライバー、カルン・チャンドックが、非常に興味深いレイアウトであり、オーバーテイクが可能なサーキットだと思うと語った。
4日、HRTのチャンドックは、韓国国際サーキットのイベントに参加、レッドブル・レーシングのF1マシンで同サーキットを14周走行した。10月の韓国GPが近づく中、サーキットの工事はまだ終了していないと認めるチャンドックだが、コースレイアウトについてはとても面白いと語っている。
「すごく面白いレイアウトだよ。コーナーがいい具合に組み合わされている」とチャンドックはレッドブル・レーシングの公式リリースにおいてコメントしている。
「ファーストセクターではかなりオーバーテイクができるんじゃないかな。ここには低速のヘアピンへとつながる長いストレートがある」
「ターン1とターン2の後のストレートはとても長いから、上海みたいにスリップに入れるかもしれない。ターン7以降はコーナーの連続で、流れるような高速セクションが続き、それがスタート・フィニッシュラインにつながっている」
「今はとても湿度が高い。でもオーガナイザーによれば、レースの時期にはそれほどひどくないだろうということだ」というチャンドックのコメントをBBCスポーツが伝えている。
「でももしこのままだとしたら、すごくタフなレースになるだろうね。この湿度の高さがレースにおいてある種の役割を果たすことになるのは間違いないだろう」
この新サーキットはヘルマン・ティルケによってデザインされた。FIAによるコースの最終査察は9月21日に行われ、これにパスすれば、初の韓国GPが10月24日に開催される。