2011年8月7日
フォーミュラ・アバルト第10戦、初めてのスパ・フランコルシャン
トップ争いをするも、惜しくも2位
2011年8月5~7日、2011 フォーミュラ・アバルト・チャンピオンシップ・イタリア・シリーズ(FormulaAbarth Championship Italian Series)は、ヨーロピアンラウンドとして、F1開催でも有名なベルギー スパ・フランコルシャンでおこなわれた。ユーロノヴァ・レーシング(EURO NOVA RACING)に所属する黒田吉隆(くろだ よしたか)は、トップ争いを繰り広げるも、第9戦リタイヤ、第10戦2位表彰台となった。
■レース結果
・第9戦(予選:7番手/決勝:R)・第10戦(予選:2番手/決勝:2位)
■レースリポート
5日:曇り:このスパ・フランコルシャンは3DAY開催で行われた為、公式予選は、金曜日、レース1土曜日、レース2は日曜日に開催された。金曜日におこなわれた公式予選では、初めて走るスパ・フランコルシャンの攻略に手間取り、0.1秒の争いになっていた4番手グループの最後、7番手で予選を終了した。
6日:曇り:第9戦は曇り空の中、13時にスタートした。黒田は、スタートを無難にこなし6番手。しかし、2LAP目のラソースヘアピンにおいて、3 番手争いのブラジルのCOSTA選手、イタリアのMARASCA選手、スイスのNDERHAUSER選手との4台でおこなわれた激しいブレーキング競争において、黒田とNDERHAUSER選手が接触してしまうアクシデント、1LAP目リタイヤとなってしまった。
7日:快晴:快晴の中、14時にスタート。レースのスタートに自信をもっていた黒田だったが、今回のスタートはエンジンストール気味になってしまい、2番手を死守する展開ではじまった。その為、スタート直後にポールスタートCOSTA選手とのギャップは約1.5秒に広がってしまった。だが、黒田はコース攻略とエンジニアとの車のセットアップに手応えを感じ、ミスなく着実に追い上げていく展開となった。そして、約13LAPでおこなわれるレース2の6LAP目にはCOSTA選手の背後まで迫り、9LAP目のバックストレートでCOSTA選手とのサイドbyサイドのバトルを制し、トップに躍り出る事に成功した。しかし、この順位が入れ替わる瞬間、2台の速度が落ちてしまい、その瞬間を見逃さない、昨年度シリーズ2位のNDERHAUSER選手がトップ争に加わる事になった。すぐさま、タイヤの磨耗でペースの落ちたCOSTA選手を交わし、黒田にも迫ってくる事になった。そして、11LAP目のストレート、黒田はダウンフォースを減らしたNDERHAUSER選手を止める事ができず、トップを譲ってしまう事となった。
■黒田 吉隆コメント
「このスパ・フランコルシャンは、事前の合同テストに参加できなかった為、レース結果は入賞レベルと想像していました。しかし、レースが始まってみると、手ごたえを感じ、最終的にはトップ争いにも参加する事ができました。ただ、最後は、細かいミスなども重なり、NDERHAUSER選手に優勝をプレゼントしてしまう悔しい展開になり、がっかりしています。ここまで、バラーノ、イモラ、そして、ここスパで、優勝の取り逃しが増えていて、チームの為、自分の為、そして応援して下さっている方々の為にも、次回のムジェロでは祈願の初優勝に向け頑張ります。これからも応援の程よろしくお願い致します。」
