マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、F1のレースを盛り上げるため、ピレリには来年もデグラデーションの高いタイヤを作って、自分たちチームに頭痛の種を与えてほしいと述べた。
今年F1に復帰したピレリは、活気のあるレース展開にするためにデグラデーションが高いタイヤを作ってくれたとして、ウィットマーシュは称賛した。しかしシーズン終盤に向けてピレリのアプローチがコンサバティブになり、シーズン序盤に比べるとドライバーたちがタイヤを楽に扱えるようになってしまったと彼は考えている。
「彼らは最初、無意識であろうとそうでなかろうと、F1のショーのために素晴らしい貢献をしてくれた」とウィットマーシュ。
「それが我々にとっては頭痛の種になった」
「だがシーズンが終わりに近づくにつれ、タイヤは耐久性とデグラデーションに関してなぜかよくなってきた。我々としては、彼らにはデグラデーションが高いタイヤを作ることに挑戦し、我々に頭痛の種を与えてほしいと思っている」
「こういった状況ではドライバーたちは快適に感じないものだが、彼ら(ピレリ)は今シーズンのF1に大きな貢献をしてくれたと思う。KERSとDRSの影響は大きかったが、(F1において)ショーや見せ場を作るため、我々は努力し続けなければならない」
フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリも同様の意見を述べている。
「ピレリを祝福しなければね。ブリヂストンの後任を務めるのは簡単な仕事ではなかった」とドメニカリ。
「シーズン序盤には、ピットストップの回数やタイヤのハンドリングの難しさについていろいろと言われた」
「彼らにとって最初の年だったが、すべてがうまくいった。来年はレースの状況をさらに改善する、また違った可能性があるだろう」
ピレリは来年は、チームに戦略上の選択肢をより多く提供するため、コンパウンド間のパフォーマンス差を小さくする予定だ。
「来シーズンは、シーズンを通してソフトタイヤを使用するということにはならない」とピレリのポール・ヘンベリー。
「コンパウンド間のギャップを縮めるつもりだ。ハードとミディアムが使用されるグランプリもあるだろう。データによると、パフォーマンスが大きく改善するようだ」
「来季に向けてすべてのコンパウンドをリセットしなければならない。コンパウンド間のパフォーマンス差を1.2秒から約0.8秒に縮めたいと思っている」
