キミ・ライコネンがスノーモービルのレースで転倒したというニュースの後、ロータス・ルノーGPは今後もライコネンを縛りつけるつもりはないと語った。
ライコネンは先週スノーモービルのレースで転倒し、手首に痛みを訴えたが、幸いけがはなかったということだ。今年初めにロバート・クビカがラリー出場中に重傷を負い、欠場を強いられたばかりであるが、ロータス・グループのCEO、ダニー・バハールは、チームは今後もライコネンを縛りつける気はないと語った。
「これが彼であり、彼の性格だ。そしてこれが我々の考え方だ」とバハールが語ったとSky Sportsが報じた。
「我々は、正しいと信じることをやり、人生を楽しむことを目指している」
「リスクを冒すのは我々の仕事の一部だ。我々は企業として商業的に行動する。キミはキミで自分の生活を送る。そういうやり方を私は気に入っている。彼がケガをしたら不運だが、それも人生だ」
「キミはキミだ。彼の生き方を変えるのは難しいだろう」
バハールはロイターに対して次のようにもコメントしている。
「我々チームは、『これがキミだ。彼が自宅から出ないよう、手を尽くさねば』などという考えにとらわれたりはしない。そんなことをしてもうまくいかないからね」