ペドロ・デ・ラ・ロサは、これまで所属したチームの中で一番好きだったのはマクラーレンであり、一番嫌だったのはザウバーだと語った。
デ・ラ・ロサは2012年にHRTに加入し、来季契約も結んでいたとみられるが、HRTは2013年のF1に参戦できず、彼はシートを失うことになる。
以前テストドライバーを務めたマクラーレンに戻る可能性については、デ・ラ・ロサは否定しているとmotorsport.comが報じた。
「いや、(マクラーレンのリザーブドライバーに戻るというのは)本当じゃない」とデ・ラ・ロサはMarcaに対してコメントした。
「僕は自分で道を選んだのだし、自分の決断に責任を持つ。彼らがドアを開けてくれていても、マクラーレンに戻るつもりはない。もう2度も彼らの下から去ったのだ」
「僕は彼らに対して忠実ではなかった。だからゼロからスタートするのが当たり前だ」
テストドライバーとして高く評価されているデ・ラ・ロサは、2013年にその役割に戻ることができるかもしれないと述べた。
「今後はテストドライバー、あるいはリザーブドライバーとしてF1で活動を続けていけると確信している。何か保証があるわけではないが」
ジョーダン、アロウズ、プロスト、ジャガー、マクラーレン、ザウバー、HRTで過ごした経験を持つデ・ラ・ロサは、どのチームが一番好きで、どのチームが一番好きではなかったかと聞かれ、次のように答えた。
「マクラーレンで働くのが特に好きだった。それは疑いの余地がない」とf1news.ruに対してデ・ラ・ロサはコメントしている。
「最高の競争力を持つチームであり、たくさんのことを学習した」
「一番興味深かったのはHRTだ」
「一番好きでなかったチーム? それはザウバーだ。ザウバーで過ごしたシーズンは本当に嫌だった。すべての問題を、クルマでなくドライバーのせいにされたのが嫌だった。クルマには明らかに速さがなかったのにだ。気に入らなかったね」