HRTのサプライヤー、フォームテック・コンポジッツが、HRTから誤った情報により欺かれ、未払金の回収ができない状態であると発表した。また同社は、チームがすでに清算手続きに入っていることも明らかにしている。
多数のF1チームにカーボンファイバーコンポーネンツを供給するフォームテック・コンポジッツは、HRTが11月に清算手続きに入ったことを知らずに未払金の支払い計画に同意したという。
また、HRTのオーナーはルクセンブルグファンドであると欺かれていたとも、フォームテックは述べている。
Crash.netの報道によると、フォームテックは声明の中で、清算手続きは2012年11月12日(支払い計画について合意する前)にスタートしたこと、チーム側は未払金の100パーセントを支払う立場にはないこと、チームのオーナーはルクセンブルグファンドであると欺かれたことを明らかにしている。
フォームテックはこういった不正確な情報を与える戦術を受け入れることができないとして、この件についてさらに調査を行うと表明している。