もしニコ・ロズベルグがメルセデスGPのチームメイトとなるミハエル・シューマッハーを今年のF1で打ち負かすことができたら、“スーパースター”と見なされる存在になるだろう、とゲルハルト・ベルガーが語った。
ロズベルグはチームメイトが誰であれ、絶対に勝ちたいと語っている。シューマッハーは41歳にして3年ぶりにF1に復帰、昨年は首の故障を抱え、F1出場がかなわなかったといういきさつはあるものの、7度のタイトル、91勝など、前人未到の記録を打ち立てた偉大なドライバーだ。ベルガーは、シューマッハーに勝てば、ロズベルグは自らの評価を確立できるだろうと述べた。
「ロズベルグが(シューマッハーに)引けをとらないパフォーマンスを見せられたら、それは彼にとって大きな実績となる」とベルガーはドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト誌に対してコメントしている。
「経験があり、政治的能力を持ち、最初から自信を持って走れるという部分においてはミハエルがアドバンテージを持っており、ロズベルグがそれに追いつくのは無理だ」
「ミハエルは自分を中心にチームを築き上げるやる方を知っている。しかも昔のパートナー、ロス・ブラウンと再び組むのだ。もしニコが彼を破ることができたら、スーパースターになるだろう」