ドイツの調査会社のリサーチによると、ミハエル・シューマッハーの復帰は間違いだったと考えているドイツのファンが過半数を占めているようだ。
シューマッハーは今年F1に復帰し、これまでの4戦で予選、決勝ともにすべてチームメイトのニコ・ロズベルグに敗れている。ロズベルグは現在50ポイントを獲得し、ランキング2位、シューマッハーは10ポイントで10位にとどまっている。さらに、メルボルンではスクーデリア・トロロッソのハイミ・アルグエルスアリを抜くのに22周を費やしたり、中国でも終盤にずるずると順位を落とすなど、精彩を欠いた走りが続いている。
メディアの一部は、シューマッハーがメルセデスGPとの3年契約を予定どおり履行しないのではと推測している。ドイツのドルトムントを拠点とするマーケットリサーチ会社プロミットが行った調査結果では、「シューマッハーが、3年のブランクを経て41歳で復帰したのは間違いである」と答えた人数が全体の63.3%だったという。