セルジオ・ペレスは、マクラーレンとホンダのパートナーシップ契約の発表を受け、自分のヒーロー、アイルトン・セナが活躍した素晴らしい時代を覚えているが、それを超える時代が幕を開けるかもしれないと語った。
16日、マクラーレンとホンダはパワーユニットサプライヤー契約を結び、2015年から再び提携することを発表した。
「僕は1990年に生まれた。マクラーレン・ホンダで3回タイトルを獲得したアイルトン・セナが2度目のタイトルを取った年だ」とペレスは述べている。
「あの時代が世界中のモータースポーツファンの心の中で根強く生き続けているのを実感しながら、僕は育ったんだ」
「もちろんアイルトンは僕のヒーローだ。彼は中南米に住む何百万人もの人々のヒーローなんだ。今日の発表はあの素晴らしい時代に関する記憶をよみがえらせるだけでなく、それよりさらにエキサイティングになるかもしれない新しい時代のスタートを感じさせるものだ」
「ホンダはF1の歴史の中でも最も偉大なエンジンメーカーのひとつだ。モータースポーツにおいてたくさんの成功を収めてきた。今はホンダがF1に復帰するいいタイミングだと思う」
「マクラーレン・ホンダは世界のスポーツの中でも最も素晴らしいパートナーシップのひとつだ。F1の世界の人々すべてがその伝統に敬意を表している。だからこそマクラーレンとホンダの全員が、F1世界選手権を支配する時代を再び作ろうと決意を固めているんだ」
「マクラーレンは今年50周年を迎えた。今回の発表は遠く未来におよぶものだ。これは歴史的瞬間だ」