2013年にウイリアムズからF1デビューを果たすことが決まったバルテッリ・ボッタスが、デビューシーズンの目標はチームの期待に最大限応えることだと述べた。
ウイリアムズは11月28日、来年のレースドライバーとしてパストール・マルドナドとボッタスのペアを発表した。
今年ウイリアムズでリザーブドライバーを務めてきたボッタスは、来年F1レースドライバーになることが決定した、今の気持ちを次のように語った。
「来シーズン、F1で走れることになり、信じられないような気分だ。しかもウイリアムズのような由緒あるチームと契約できたのだからなおさら特別な気持ちになるよ。6歳でカートを始めたころから、ここまで来るために頑張ってきた。でも本当の仕事は今から始まる。これから僕はキャリア最大のチャレンジに向けて準備する。2010年からウイリアムズと働いてきたからエンジニアたちをよく知っている。作業する上でいい関係を結んでいるし、それが大いに役立つだろう」
ボッタスは、2013年の目標は、チャンスを最大限に生かし、チームの期待に応えることだと述べている。
「シーズンが始まる前に目標を設定するのは難しいから、このチャンスを最大限に生かすことを目指す」と来年の目標について聞かれたボッタスは述べている。
「そしてチームが僕をレースドライバーに昇格したのは正しい判断だったと証明する。2013年を終えた後に、ドライバーとして成長し、チームがコース上のパフォーマンスを改善する手助けができたと思えるようなシーズンを送りたい」
チームメイトのマルドナドから多くのことを学び、成長したいとボッタスは語った。
「パストールは2012年に多数のコースでとてつもない速さを発揮した。バルセロナの勝利は彼がプレッシャーにうまく対処できることを示している。僕らは各レースへの移動で一緒に長い時間を過ごしてきた。だからレース以外のところではすでにとてもうまくやっているんだ。彼の方がたくさん経験を積んでいるので、僕はそこから学び、それを役立てることができるだろう」