ルノーF1のフェルナンド・アロンソは、たくさんのいい思い出のある鈴鹿サーキットで3年ぶりに走れるのがとても楽しみだと語っている。
「この素晴らしいコースにまた戻ってくることができてとても興奮している。ここは大好きなコースのひとつなんだ」とアロンソ。
「鈴鹿にはいくつかいい思い出がある。2006年にはここで優勝し、それがタイトル争いの結果にとても大きな影響を及ぼした。2005年のミハエル・シューマッハーとのバトルも忘れられないね」
「日本でのレースはシーズンの中でも一番楽しい部類に入る。雰囲気が素晴らしいし、ファンはとても礼儀正しく、それでいて熱狂的に応援してくれるからね」
「ドライバーは全員、鈴鹿の高速コーナーが大好きだと思うよ。ここはテクニカルなコースでもあって、エンジニアにもとても大きなチャレンジを課す。セッティングに関しては、うまく曲がる、いいフロントエンドと、安定したリヤのマシンに仕上げる必要がある。高速コーナーで自信をもってアタックできるようにね。S字のセクションは、ラップの中で重要な部分だ。15秒にわたって方向を変えながらうまく走らなければならないから、肉体的にすごく厳しいよ。コーナーを抜けていくのにひとつのラインしかなく、集中力を保つ必要がある。ひとつでもミスをすると、大きくタイムを失うからね」
ルノーのルーキー、ロメイン・グロージャンにとっては、鈴鹿は初めてのチャレンジになるが、130Rを早く走りたくてうずうずしているようだ。
「鈴鹿に行くのは初めてなんだ」とグロージャンは言う。
「でも、あそこは世界でも特別なサーキットのひとつだから、あそこでレースをしたいとずっと思っていた。コースはテレビで何度も見たことがあるから、レイアウトは分かっている。130Rのような高速コーナーを早くドライブしてみたいな」
