バーニー・エクレストンは、ウワサされているようにミハエル・シューマッハーがF1に復帰するのだとしたらそれは奇跡のように素晴らしいことだと述べるとともに、この話は単なるウワサ以上のものになってきていると主張した。
シューマッハーがメルセデス・グランプリからF1実戦に復帰するのではというウワサがここ数週間飛び交っている。両者ともが「何事にも“絶対”はない」との趣旨の発言を行っていることから、期待が高まっている。
「(彼が復帰したら)奇跡のようだ」とエクレストンは、タイムズ紙に対してコメントしている。
「フェリペ・マッサが事故に遭った後、彼は復帰する予定だった。あの時どれだけ人々の関心が集まったか、見ただろう」
「私個人としては、彼が復帰するとは思えないが、それでも単なるウワサ以上の話になりつつあるのかもしれない」
メルセデス・グランプリのニコ・ロズベルグのチームメイト候補としては、シューマッハー以外にニック・ハイドフェルドも挙げられているが、エクレストンは、シューマッハーとハイドフェルドならシューマッハーを選ばざるを得ないだろうと断言した。
「ミハエルを選ばざるを得ないだろう。それについては議論の余地はない。明白なことだ。このことが実現するのかどうか、私は知らない。もし私がミハエルだったら、復帰はしないと思う。だが彼は自分がやるべきことができるかどうか承知しているはずだ」