レッドブル・レーシングのチームボス、クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバーという2009年のドライバーラインナップを賞賛すると共に、ベッテルは他チームから注目を集めているが、どこにも行かないと主張した。
ベッテルとウエーバーは現在のドライバーランキングでそれぞれ3位と4位に位置している。
「セバスチャンは現在非常に好調で、素晴らしい仕事をしている」とホーナーは、F1公式ウェブサイトに語った。
「マークは、(冬の間)足を骨折し、肩も骨折し――これについては我々に言い忘れたようだが――、ここから立ち直らなければならなかった。それを考えると、彼の回復は素晴らしい。彼はすべての懸念を払拭してみせた。我々のドライバーペアは非常に強力であると確信している」
ベッテルは素晴らしい活躍を見せていることで、様々なチームへの移籍のウワサが出てきているが、ホーナーは現在のラインナップを2010年にも維持できるとの自信を見せている。
「セバスチャンは今のチームで走ることに満足している。我々も彼がいてくれてとても嬉しい。彼はずっと以前からレッドブル・ファミリーの一員であり、レッドブル・レーシングは今年彼に非常にいいマシンを提供した。(ディートリッヒ・)マテシッツ氏は、セバスチャンは“非売品”であると述べている」
「彼との契約の詳細を明かすつもりはないが、今の時点で、さらに来年についても、セバスチャンが他のどこかに行くことは想像できない。彼がどこか他に行くという意図は一切感じられない。彼はずっとこのチームの一員だ」