アブダビGP決勝中にふたりのリタイアを出したアクシデントについて、ロメイン・グロージャンとポール・ディ・レスタがアクシデントの原因を作ったセルジオ・ペレスの走りを非難している。

 レース後半、グロージャン、ディ・レスタ、ペレスは激しい5位争いを行っていた。ディ・レスタがグロージャンを抜いた時、ペレスは2台を抜きにかかったが、ディ・レスタをコース外まで押し出した後、グロージャンと接触した。直後を走っていたマーク・ウエーバーは避けられずにグロージャンにクラッシュ、ふたりはそこでレースを終えることになった。

「その時の状況の中でベストを尽くして、すごくいい走りをしていた」とグロージャンはレース後にコメントしている。
「タイトなバトルだった。3台が接近した状態でターン11に差し掛かった。ポール・ディ・レスタと戦う中で(ペレスは)ターン13でコースオフして、そのまますぐにターン14でコースに戻ってきた。僕にはスペースが残されてなくて、どこにも行き場がなかった」
「そしたらマークが来て、ものすごく大きなクラッシュが起きた」

 ディ・レスタは相手にスペースを残さないペレスの走りを批判している。
「彼が何をしようとしていたのか全く分からない」とディ・レスタ。
「僕がグロージャンを抜いたら、(ペレスが)アウト側からめちゃくちゃなアクションをとろうとした。僕に全くスペースを残さずにね」
「でも僕は何とか無事に事故を避けることができた。その後何があったかは知らない」

 ペレスはこの時のアクシデントの責任を問われてペナルティを受け、最終的には15位完走にとどまった。

■ザウバーがペレスに注意「最後までプロらしく」

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