ヨーロッパGPを前に、ブラウンGPのジェンソン・バトンは、さまざまな対策をしてきたとして、再びトップに返り咲くことができるとの自信を示している。

 バトンは今シーズン序盤は独走状態だったが、レッドブル・レーシング勢などライバルたちが挽回を図り、大量に築いていたリードも、ハンガリーGP終了後には2位のマーク・ウエーバーに18.5ポイント差にまで迫られている。しかしヨーロッパGPに向けてさらに改善を加えられたとして、バトンはポジティブな姿勢でシーズン後半戦をスタートし、トップの地位に返り咲くとの決意を語っている。

「もちろん、(トップ勢に返り咲くことを)願っているよ」とバレンシアでの木曜記者会見においてバトンは述べた。
「僕らはマシンへの理解を1、2戦前よりも深めていると思う。見通しは明るいし、明日(金曜)コースに出て、データ上だけでなく実際に期待できそうな感触を得られたらいいね。僕らは前戦と比べていくらか前進している。ここ2戦ほどの間に改善したと考えていたエリアの一部をチェックするという作業も行った。こういった変更を見直す可能性も検討した。夏休みをはさんで多くの作業が行われ、僕らはここにポジティブな気分でやってきた」
「僕らはまた力を見せ付けることができる。マシンはそれほど悪くない。僕らはただ、少し間違った方向に行ってしまっただけなのだと思う。でも僕らはペースを取り戻せるはずだ」
「マシンに施した変更は、確実にいいものもあれば、そうでないものもある。テストができず、比較ができない状況で、シーズンの中で長期的な方向を定めるのはとても難しい。大きな変更を次々に取り入れるのは、作業に時間がかかり、走行時間を大幅に失う可能性もあって、かなり大変なことだ。でも、データをチェックすることでマシンを理解できると思うし、それは一番大事なことだ」

「誰もが前進し続けているのは分かっているが、僕らは優位に立ち続け、いい結果を出していく必要がある。表彰台を逃すわけにはいかない。表彰台に立つことは常に必要なことだが、今はとても競争が激しい状況だ。レッドブル勢は強力だし、マクラーレン、フェラーリ、ルノー、そしてウイリアムズもコンペティティブだ」
「今僕は18.5ポイントのリードを持っているが、あっという間になくなってしまう可能性だってある。でも、心配するつもりはないし、ポジティブな姿勢を保ち、アドバンテージを築けるように問題に取り組んでいくつもりだ。18.5ポイントは大きな差ではあるが、このレースにポジティブな姿勢で臨み、再びトップの地位に返り咲きたいと決意している」

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