バーレーンでのシーズン前最後のF1合同テスト3日目、マクラーレンのケビン・マグヌッセンがMP4-29の走行を行った。
午前中、マクラーレンはトラブルに見舞われ、その解決に時間を使わなければならなかったが、ランチタイム前にマグヌッセンはコース復帰を果たした。
ルーキーのマグヌッセンは、午後にはレースウイークエンドのシミュレーションを行い、ソフト側のタイヤで速いラップを走ったり、決勝のシミュレーションも行っている。
マグヌッセンは88周を走り、1分35秒894で4番手となり、プレシーズンテスト最後の走行を終えた。
「午前中に電気系の問題があったけれど、すぐに解決し、今日予定していたほとんどの項目をやり終えることができた」とマグヌッセン。
「今日のラップタイムを見れば、ウイリアムズとメルセデスがかなり速そうだけど、すべてのチームが異なるプログラムに沿って走っていると思うから、まだ判断できないよ」
「僕らチームはまだ完全な状態ではないが、今後もっと向上すると思う。ポテンシャルがあるマシンだと感じる。去年のマシンとは違ってね。去年は走っていると問題があるのが分かったけれど、今年はF1カーらしく感じる」
「準備に関しては、いつだってもっと何かやりたいと思うものだ。どれだけ時間があってもね! でもドライビングの面では、グランプリでレースをするためのすべての基本的なことを成し遂げたと思う」
「グランプリに向けて一切不安を感じない。すべての手順を知っており、何が重要なのかを把握している。レースウイークエンドにおいて何に集中すべきかも分かっている。すごくポジティブな状態だよ」
「次にマシンに乗るのはオーストラリアだ。そう考えると本当に特別な気分になる。これから大きな仕事に取り掛からなければならないけど、すごくわくわくしているし、準備はできていると思う」