F1オーストラリアGPを制したキミ・ライコネンはまさに最高の状態を取り戻したと、ロータスのボス、エリック・ブーリエは確信している。
ライコネンは、オーストラリアの決勝レースでライバルの誰もがなし得なかった2ストップ作戦を成功させ、見事開幕ウイナーの座を手にいれた。
彼は、F1復帰後の初優勝となった2012年のアブダビGPから数え、4レースで2勝を挙げたことになるが、ブーリエは、ライコネンが昨シーズン終盤の好調な状態で新シーズンのスタートを切ったと考えている。
「キミは、昨年一年間を通じて己を鍛え上げた」と、ブーリエ。
「そして、2012年のシーズン後半は力強さを見せてくれた。今シーズンも昨年の終盤と同様の状態でスタートを切っている」
「我々は、彼が(今年も)強力であることを期待できる」
ブーリエは、ライコネンとチームの関係を今後も変えるつもりはないと語っている。
「キミが何をすべきか言えるものは、この地球上に存在しないと思うよ。私も変えるつもりはない」