セルジオ・ペレスは、ダニエル・リカルドがレッドブルで成功を収めるには、ビッグチーム特有の大きなプレッシャーにうまく対処しなければならないが、リカルドならうまくやれると語った。
ペレスはザウバーでF1デビューを果たし、2年を過ごした後、今年マクラーレンに移籍、リカルドより1年早くビッグチームで走るプレッシャーを経験している。
レッドブルの育成プログラムのメンバーであるリカルドは2011年シーズン途中にヒスパニアからF1デビュー、2012年にトロロッソに移り、2014年に向けてマーク・ウエーバーの後任としてレッドブルと契約した。
リカルドはチャンピオン、セバスチャン・ベッテルのチームメイトを務めることになるが、ベッテルに対していいパフォーマンスを発揮することができるだろうと、ペレスは語った。
「彼がチームに対して適切な態度を示すことが大事だと思う」とペレス。
「ダニエルは親しい友人で、彼のことはよく知っている。彼は正しい態度をとり、うまく対処すると思う」
「彼はいい仕事をするだろう。すぐにいい戦いをするんじゃないかな」
「2、3戦はかかるかもしれないけれど、レッドブルのマシンが安定した優れたマシンであれば、すぐにセバスチャンと戦えるだろう」
ペレスは、リカルドはレッドブルに加入した瞬間に大きな期待をかけられていることに気付くだろうと述べている。
「プレッシャーがものすごく高まる。マクラーレンやレッドブルのようなチームにいると、大きなプレッシャーがかかるんだ」
「今彼がトロロッソで感じているよりも、そして僕がザウバーにいたころよりも、大きなプレッシャーだ」
「でもレーシングドライバーは、集中して100パーセントの力を出さなければならない。そういう風に対処すべきなんだ」
「ビッグチームに加わったときにプレッシャーに対処できなければ、成功を収められない。そうすれば2年ほどで別のドライバーと交代することになる」
「だからきちんと自分の状態を整えて、ひたすらベストを尽くすことが重要なんだ」