F1の元ドライバーや元チームオーナーが、マクラーレンの新車MP4-26を酷評し、今季のチームの活躍は期待できないとほのめかした。

 MP4-26は、デビューが他のライバルチームより遅かった上に、走り始めに信頼性のトラブルが相次ぎ、今のところチームが期待していたほど走行距離を稼げていない。

 BBCのコメンテーター、マーティン・ブランドルはMP4-26について次のように語ったと、英Crash.netが伝えた。
「1週間前(マクラーレンが)走っているのを見たが、ひどい有様だった」
「減速しないし、曲がらない。パワーダウンができないんだ。ルイス(・ハミルトン)は完全に途方に暮れているように見えた。彼らが基本的な問題を抱えているのは明らかだ」

 同じくBBCのコメンテーター、デイビッド・クルサードは、マクラーレンがライバルたちに追いつけなくなることを危惧している。
「マシンが最初から速くない場合は、問題があるのだ」と彼が述べたとThe Daily Telegraphが伝えた。
「問題を解決するころには、他の皆は第二、第三のアップデートを実施しているだろう」

 元チームオーナーのエディー・ジョーダンは、1年ごとにデザイナーを変えるマクラーレンのやり方に疑問を持ち、シーズン中のテストが禁止されていることも影響していると分析した。
「マクラーレンのコンセプト全体に私は疑問を持っている。思考プロセスはどこにあるのか? 進化はどこにあるのか? (レッドブルのチーフテクニカルオフィサーの)エイドリアン・ニューエイはこんなことをしていない。勝つ力がある大手チームは今彼らのようなシステムを用いていない。ドライバーのふたりは非常に落胆している。早い段階で完全に新しいマシンを導入する必要があるだろう」
「マクラーレンはこういったことが多すぎる。デイビッド(・クルサード)の時代なら全く問題なかった。テストチームとテストドライバーが存在し、支えてくれたからだ。それによってマクラーレンとフェラーリは常に強さを発揮することができた。だが残念ながら今はもはやそれが不可能なため、その影響が出ているのだ」

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