ウイリアムズチームは2012年型マシンFW34は昨年型よりいいマシンであるという感触を得ており、今後このマシンからもっと速さを引き出していけるはずだとブルーノ・セナが語った。

 2011年にチーム史上最悪のシーズンを送ったウイリアムズは、技術体制の再編を行うとともに、ルノーエンジンにスイッチ、今年挽回を狙っている。

 今年初のF1合同テストがヘレスで開催され、ウイリアムズは新車FW34のテストをスタート、前半2日をパストール・マルドナド、後半2日を新加入のセナが担当して作業を行った。セナは両日ともに8番手のタイムをマークしている。

 セナは、まだラップタイムを追求してプッシュしてはいないが、マシンの第一印象はよかったと述べている。

「このマシンで前進できるとチームは自信を持っている」とセナ。
「チームはマシンの細かいところまで注意を払ってきた。このマシンは信頼性が非常に高い。それは素晴らしいことだ」
「でももっと多くのことを学び、マシンの真のポテンシャルを理解し、マシンの欠点を解決するための作業を行わなければならない。すでにいくつか見つけ出せたので、それに関する作業を行っている。強力なマシンを作り上げるため、ファクトリーやデザインチームのスタッフとすでに話をしている」

 セナは、FW34は走らせやすいマシンであり、これからもっと速さも引き出していけるはずだと語った。
「まだ始めたばかりだからこのマシンを完全に理解したとは言えない。このマシンからもっといいラップタイムを引き出せるのは分かっている。目標はコース上最速タイムを出すことではなく、一貫した作業を行っていくことだった。それを成し遂げることができた」
「どのマシンにも長所もあれば短所もある。このマシンはとてもいい気分でドライブできる。すごく扱いやすいんだ。だからもう少し鋭さを加えられ、かといって限度を越えないようにできれば、もっとずっと速いマシンになると思う」

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