ニック・ハイドフェルドがロバート・クビカの代わりにロータス・ルノーから2011年F1に出場することはすでに決定しているとの報道がなされている。

 ロータス・ルノーはけがで長期欠場を強いられるクビカの代役を検討中であり、ハイドフェルド、ビタントニオ・リウッツィ、そしてリザーブドライバーのブルーノ・セナが主な候補であることを明かした。チームは今週スタートするヘレステストでハイドフェルドを走らせることを発表したが、決定はまだ下されていないと述べている。

 しかしMotorsport.comによると、ハイドフェルドはすでにルノーのファクトリーでR31のシート合わせを行っており、3月の開幕以降も走ることになるだろうとドイツのBild-Zeitung紙が報じたということだ。
 ルノーの関係者が同紙に次のようにコメントしたという。
「(ビタリー・)ペトロフは比較的経験が浅い。マシンのポテンシャルを完全に発揮するために、我々には強力で経験ある男が必要なのは間違いない」

 ルノーは今年ペトロフを残留させるかどうか決定する前に、他の候補としてハイドフェルドの起用を検討していた。

 ルノーのチームオーナー、ジェラルド・ロペスは、自分たちのシーズンは代理のドライバーにかかっているため、勝つ力がある経験豊かなドライバーを起用する必要があると語った。
「ロバートが出場できないことは今の我々にとって大きな損失だ。今我々は計画の見直しを強いられている。非常に難しい時期だ」
「ロバートがいつ戻ってこられるのか、我々にはまだ分からない。回復に長い時間がかかるようであれば、今シーズン中の復帰は無理だろう。経験あるドライバーを起用する必要がある」
「今シーズンの我々の運命は新しいドライバーにかかっている。ロバートなしにどれだけのことができるのか予想ができない。我々には選手権を勝ち取る力があるドライバーが必要だ」

 ヘレスの次のバルセロナテストではビタントニオ・リウッツィが呼ばれるのではないかといううわさもあるが、ニコ・ヒュルケンベルグのマネージャー、ウィリー・ウエーバーは「ニック・ハイドフェルドがレースに出るだろう」と確信を持って発言したと、Auto Motor und Sportが伝えている。

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