ザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェイムズ・キーは、中国GP決勝のドライバーとチームの仕事ぶりを賞賛した。
「ポイント獲得でレースを終えることができてうれしいよ。今回のようなグリッドからは少し慎重になる必要もあったが、なによりトップ10圏内でフィニッシュすることを最大の目標にしていたんだ」とキーはチームのプレスリリースでコメントしている。
「ふたりのドライバーもいい仕事をしてくれたね。セルジオの一件は不運だったが、それについては後で確認しようと思っている。彼はまだ3レース目だ。少々楽観的だったかもしれないが、それを除けば本当にいいレースを繰り広げていたし、レースペースも非常に良かったと思う」
キーは、2戦連続で入賞を果たしたエースの可夢偉についても、次のように評価している。
「レース終盤の可夢偉はハードタイヤで多くの周回を走るという大きな仕事を成し遂げてくれた。我々は予定よりも早く可夢偉をピットに呼び込んだが、彼はそれにも対応してチームにポイントを持ち帰ってくれたんだ」
「しかしながら、今週末はメルセデス勢がいいかたちの前進を見せ、チャンピオンシップで我々よりも前に出た。だから我々もそれに対応できるよう、トルコはさらに良い週末にしたいね」
