小林可夢偉は日本GP終盤、アグレッシブなオーバーテイクをする中で、他車と接触し、マシンダメージが心配された。ザウバーのマネージングディレクター、モニシャ・カルテンボーンは、可夢偉の大胆さが心配なときもあるが、チームは彼にそういう走りを求めているのだと語った。
可夢偉はハイミ・アルグエルスアリをオーバーテイクした際に接触、マシンにダメージを負った。
「彼がああいった走りをしているのを見ているとき、少し心配になり、うまくいくよう祈る瞬間もあります」とカルテンボーンが語ったと英AUTOSPORTが伝えている。
「でも一方で、彼には戦ってほしいと思っているのです。私たちは彼に対してああいう走りをしてくれることを期待しています。彼はとても大胆ですからね」
ザウバーのテクニカルディレクターであるジェイムズ・キーは、接触後の可夢偉のマシンの状況について、次のようにコメントしている。
「我々はデータをしっかりチェックしていた。エアロバランスがわずかに変化したけれど、ラップタイムに大きく影響するようなことはなさそうだった。温度についてもチェックしなければならなかったが、基本的にパフォーマンスは非常に良好だった」