フェラーリ恒例のスキーイベント“Wrooom”に初めてフェラーリドライバーとして正式に姿を現したフェルナンド・アロンソが、記者会見を行い、自分はフェラーリドライバーとしてキャリアを終えるつもりであり、戦う準備はできているとして、今後のチャレンジへの強い意気込みを表した。
「ここでスキーをしたり、いろいろなことをして、とても楽しい時間を過ごしている」とアロンソ。
「中でも、チームメイトのフェリペ・マッサや(テストドライバーの)ジャンカルロ・フィジケラと親交を深めるためのとてもいい機会になっている。チームのどこの部門にいってもすぐにくつろいだ気分になれた。皆が僕の話をとても真剣に聞いてくれて、僕が必要としていること、僕が提案することに、できる限り対応しようとしてくれる」
「最初の日から、とてもリラックスできた。チームはファミリーのように歓迎してくれたよ。フェラーリはF1でも特別な存在だと思う。誰でもフェラーリのロードカーに乗りたいと思うはずだし、僕もそうだ。フェラーリのために走るのは子供のころからの僕の夢だった。それが今かなったんだ」
「ここが僕の最後のチームになるのは100パーセント確実だ。幸せな気持ちでキャリアを締めくくりたい。このとてつもなく大きなチャレンジに立ち向かう用意はできている。フェラーリは世界に名立たるチームであり、僕らは勝たなければならない」