2013年のレースシート獲得を事実上断念する形となった小林可夢偉。来季はF1キャリアを一時中断する形となったが、この状況に至るまでの経緯の一部が、27日発売のオートスポーツNo.1347で明かされている。

 可夢偉の2013年については、今季まで在籍していたザウバー残留の可能性に加え、トップチームであるロータスへの移籍や、ザウバー同様中堅のフォース・インディア、さらに下位チームのケータハムまで、去就に関するさまざまな噂が出ていた。

 そうした中、さらなるステップアップを目指していた可夢偉は、優勝も狙えるチームとして今季1勝を挙げたロータスへの移籍を一番に希望していたと言われている。

 可夢偉は、自身のシートを巡る状況が日増しに厳しくなる中、自ら立ち上げた『KAMUI SUPPORT』でファンから募金を募り、日本企業からの支援等を含め9億円近い活動資金を確保。ロメイン・グロージャンの残留問題で揺れたロータスチームと具体的な交渉にあたっていたと考えられてきたが、ロータスはグロージャン残留を発表。可夢偉は来季のレースシート獲得を断念したと明らかにした。

 12月27日(木)発売のオートスポーツ最新号(No.1347)によれば、今季充分な活躍を見せ、移籍を目指していた可夢偉がシート獲得を断念するに至った“理由”について、昨年からこの状況に至るまでを解説している。敗れる形になった“コース外の戦い”が「充分な資金を持ち込めなかったこと」によるものではなく、ロータスとの交渉においては、我々ファンの想像からは大きく外れた形だったことが記されている。

『理由は、資金面ではなかった……』と題されたレポートでは、可夢偉サイドの動きがうかがえる内容。またロータス以外にも、交渉途中には可夢偉とフェラーリとのコンタクトがあったこと、ケータハムとの契約に関する情報など、さらなる興味深い話も記されている。

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