セバスチャン・ベッテルが、英紙の報じたフェラーリとの“仮契約”を即座に否定したと、Motorsport.comが報じている。
イギリスの「インディペンデント・オン・サンデー」と「サンデー・タイムズ」の2紙はモナコGPを前に、ベッテルが今季のパフォーマンスを条件に、2014年からフェラーリに加入するという仮契約にサインしたと報じていた。
「たぶん、彼らは紙面のスペースを埋める必要があったんだ」と、14年までレッドブルとの契約下にあるベッテルは、モナコのパドックでオーストリアのメディアに対して語っている。
「僕は何にもサインしてないよ」
チームがマーク・ウエーバーのモナコ優勝を祝う恒例の“プールダイビング”の際に、唯一不在だった理由を聞かれたベッテルはこう答えている。
「泳ぎたくなかったんだよ」
「それに替えの服を持っていなかったからね」と、彼は皮肉っぽく笑った。