昨年10月、アメリカのニューメキシコ州で上空39,014メートルの成層圏からフリーフォールを行い、スカイダイビング等の4つの世界新記録を打ち立てた『レッドブル・ストラトス』のフェリックス・バウムガルトナーが、レースに挑戦することになった。

 オーストリア出身のスカイダイバーであるバウムガルトナーは、世界各所でフリーフォールに成功、昨年成層圏からのダイビングを成功させ、日本でも生中継された。そんなバウムガルトナーが、DTMドイツツーリングカー選手権最終戦ホッケンハイムで併催される、フォルクスワーゲン・シロッコRカップに参戦する。

 バウムガルトナーは昨年の歴史的ジャンプの時に、動力の補助無しにマッハ1.2で落下しているが、フォルクスワーゲンは参戦決定のリリースの中で「彼の記録的ジャンプと同じスピードを出すことは成し得ないかもしれないが、四つの車輪の上でどんな興奮をみせてくれるか楽しみにしよう」と綴っている。

 さらにバウムガルトナーは、オーストリアのメディアへのインタビューの中で、来年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する意向があると語っている。「レーシングドライバーとしての挑戦ではなく、世界一のサーキットでの極限に挑戦をするという意味での参戦だよ」とバウムガルトナーは語っているが、マルクス・ビンケルホックらと組む予定のようで、おそらくアウディR8 LMSウルトラでの参戦になると思われる。

 すでにバウムガルトナーはドライビングシミュレーターを購入しているとのことで、シロッコRカップでの挑戦から始まり、ニュルブルクリンク挑戦に向け特訓に励むのかもしれない。

 今回のシロッコRカップのホッケンハイム戦にはバウムガルトナーのほか、ローレン・アイエロやフランク・ビエラ、マヌエル・ロイターら往年の名ドライバーたちも出場する予定だ。

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