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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2009.04.02 00:00
更新日: 2018.02.15 12:39

【キャロッセ】CUSCO RACING 2009シーズンのAPRC参戦計画を変更


CUSCO RACING 2009シーズンのAPRC参戦計画を変更
-成長するアジア圏での活動に集中-

株式会社キャロッセ(本社群馬県高崎市・大溝敏夫社長)は、同社のモータースポーツ参戦におけるワークスチーム、CUSCO RACINGによるFIAアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)での2009年活動の方針を変更。同社が販売市場として成長性のあるエリアと位置づけるアジア市場でのプロモーションに専念するため、APRCが昨年から創立させたアジアカップ規定を活用、活動エリアをアジア圏に集中させる。このほか、グラベルテストを兼ねて全日本選手権イベントに参戦することで、併せて国内ファンやメディアへの訴求を高めていくことも目指す。この結果、CUSCO RACINGのワールドラリーチーム2009年参戦スケジュールは、下記の通りとなる。

6月19-21日 全日本選手権第4戦「MSCC東京ラリー」(予定)
7月11-12日 APRCアジアカップ第1戦「ラリー北海道」
8月15-16日 APRCアジアカップ第2戦「マレーシア・ラリー」(調整中)
10月3-4日 APRCアジアカップ第3戦「ラリー・インドネシア」
11月14-15日 APRCアジアカップ第4戦「チャイナ・ラリー」
*APRCアジアカップは規定により全4戦中3戦をノミネートする

また参戦車両に関しては、既報の通り今季から三菱ランサーエボリューションXを採用、各戦に2台ずつ参戦させる。参戦ドライバーは、昨年に引き続き柳澤宏至、炭山裕矢が担当する。なお、参戦車両の製作は既に終了し、緒戦までの期間を利用してテストを行う中で、ドライーを始め、エンジニア、メカニック、チームスタッフの習熟度とチーム全体の結束力を高めると同時に、マシンの精度を上げ、効率的に実戦での結果につなげることを目指す。さらにこの機会を関連製品の開発に有効活用していく。この間、国内での公開テストイベントなどを企画しており、さらにプロモーションの機会としての活用も目指していく。

CUSCO RACINGは2006年からAPRCにフル参戦を行い、2006年シリーズ2位(柳澤宏至)2007年シリーズ6位(柳澤宏至)、2008年においては、新創設のパシフィックカップ初代チャンピオン(ディーン・ヘリッジ:オーストラリア)、アジアカップ2位、シリーズ総合3位(いずれも柳澤宏至)につけた他、各イベントでもコンスタントに上位入賞を果たし、名実共にシリーズを代表するレギュラーチームとして成長を遂げている。
 


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