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投稿日: 2009.07.27 00:00
更新日: 2018.02.23 10:40

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR NATIONWIDE SERIES 第20戦 カイル・ブッシュが8戦連続のトップ2フィニッシュ


NASCAR NATIONWIDE SERIES
第20戦 Kroger 200
開催日:7月25日

カイル・ブッシュが8戦連続のトップ2フィニッシュ

 7月25日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第20戦「Kroger 200」が米国中部インディアナ州インディアナポリスのオライリー・レースウェイ・パークで開催された。
 オライリー・レースウェイ・パークはインディアナポリス・モーター・スピードウェイの近郊に位置する1周0.686マイルのショートオーバルで、接触などのアクシデントが多く発生する。この週末はネイションワイド・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズが同コースで行われた。

 ネイションワイド・シリーズのイベントは、25日(土)に全て行われ、午前中の2度の練習走行を経て、午後5時5分から予選が開始された。
 この予選では、18歳のルーキー、トレバー・バインが自身キャリア初となるポールポジションを獲得。ブラッド・コールマンが2番手で続き“トヨタ カムリ”が最前列グリッドを独占。10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 なお、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われているスプリント・カップ・シリーズと掛け持ちでこのレースに出場するKy.ブッシュ、デイビッド・ロイティマンらのドライバーは、カップ・シリーズの練習走行があるため、予選は他のドライバーが走行。オーナーポイントで予選は通過したが、決勝レースは後方からのスタートとなる。

 午後8時16分に0.686マイルショートオーバルを200周(137マイル:約220km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのバインは見事なスタートで首位をキープ。序盤2度発生したイエローコーションからの再スタートも上手く決め、34周目まで首位を守った。
 35周目、マイケル・アネットが単独スピンし、この日3度目のイエローコーション。セーフティカーに追走しようとしたバインの後方に、首位を争っていたスティーブ・ウォレス(シボレー)が追突。2台はスピンし、バインは惜しくも11位までポジションを落としてしまった。
 一方、後方からのスタートとなったKy.ブッシュとロイティマンは序盤から素晴らしい追い上げを見せ、トップ10圏内まで浮上。レースがまもなく折り返しとなる97周目、ついにKy.ブッシュはこの日最初の首位に立った。
 その後は、同じくカップ・シリーズとの掛け持ちで後方スタートから追い上げたカール・エドワーズ(フォード)とKy.ブッシュの一騎打ちとなった。
 2台は後続を大きく引き離しながら、サイド・バイ・サイド、テール・トゥ・ノーズでのトップ争いを繰り広げたが、120周目についにエドワーズに首位の座を奪われてしまった。
 169周目にこの日6度目のイエローコーションが出されると、各車最後のピットイン。ここで素晴らしいピットワークに助けられ、Ky.ブッシュは再び首位に復帰した。再スタートを決め、首位を守ったKy.ブッシュは、再びエドワーズとの激しい首位争いを展開したが、速さで勝るエドワーズを抑えきることが出来ず、2位でフィニッシュ。ポールポジションから健闘を見せたバインが7位、14番手スタートのジェイソン・リフラーが8位。後方スタートとなったロイティマンも11位でチェッカーを受けた。
 今大会の結果、Ky.ブッシュはネイションワイド・シリーズで、8戦連続でのトップ2(優勝か2位)フィニッシュとなり、シリーズ記録にあと1と迫っている。

 次戦第21戦は8月1日(土)に米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「タフでハードな戦いだった。2位でフィニッシュできたことは良い結果だ。我々が今回直面した全ての状況を考慮すれば、もっと後方フィニッシュでもおかしくなかった。我々は諦めなかった。カール(・エドワーズ)よりも1回多いピットストップを行い、車両を改善すべく調整を行ったが、結果的には彼を破ることは出来なかった。2位という結果は誇りに思っているが、2位は残念でもある」


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