NASCAR NATIONWIDE SERIES
第8戦 Aaron's 312
開催日:4月25日
2週連続降雨によるダブルヘッダー開催
ジョーイ・ロガーノが惜しくも2位
4月25日(日)にNASCARネイションワイド・シリーズの第8戦「Aaron's 312」がタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。
23日(金)午前10時半より予選が行われ、リード・ソーレンソンが6番手、ジェイソン・リフラーが7番手、カイル・ブッシュが11番手、ジョーイ・ロガーノが15番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。
決勝レースは24日(土)の午後に予定されていたが、降雨のため、翌日曜日のスプリント・カップ・シリーズ第9戦終了後に順延された。このため、スプリント・カップ・シリーズとネイションワイド・シリーズの両レースに出場するKy.ブッシュやロガーノらのドライバーは、前週のテキサスに続き、2週連続でダブルヘッダーのレース出場、今週は日曜日の一日だけで、合計約800マイル(約1300km)もの距離を走ることとなった。
前戦テキサスとは異なり、ナイトレース用の設備のないタラデガでは、日没前にレースを終える必要があるため、スプリント・カップ・シリーズ第9戦の終了後、僅か50分ほどのインターバルで、午後4時43分に2.66マイルオーバルを117周(311マイル:約500km)して競われる決勝レースのグリーンフラッグが振られた。
序盤はKy.ブッシュとリフラーにブライアン・スコット、ヴィッカーズらが続き上位グループを形成。まもなく後方からロガーノもポジションを上げてきた。
20周目に13台もの車両が絡んだ多重クラッシュが発生。リフラー、リード・ソーレンソン、スティーブ・ウォレス、マイケル・アネットが巻き込まれ、ここでレースを終えることとなってしまった。
このイエローコーション時に好ピット作業でポジションを上げたKy.ブッシュはまもなく首位に浮上。ブライアン・スコット、ヴィッカーズ、ロガーノも上位争いに加わった。
ロガーノは47周目、2度目のイエローコーション時のピットで、燃料補給用の缶が車両から外れないままでピットアウト。ペナルティを科され、31位まで後退を余儀なくされてしまった。しかし、ロガーノはそこから目覚ましい追い上げを開始。56周目にはトップ5まで浮上し、Ky.ブッシュと共に首位争いに復帰した。
その後はイエローコーションの出ないまま、グリーン下で92周目あたりから各車ピットイン。ここで、ピットへ向かおうとしたKy.ブッシュと後続車が接触。車両後方にダメージを負ったKy.ブッシュは再度のピットインでの修復を余儀なくされ、周回遅れとなってしまった。また、レースも残り5周となった113周目には多重クラッシュが発生。Ky.ブッシュはこれに巻き込まれ、車両に大きなダメージを負って無念の戦線離脱となった。
レースは3周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”で118周目にヴィッカーズが4位、ロガーノが10位で再スタート。大きく傾いた日差しの下で、時には3列になった車列で、互いに牽制しあいながらの首位争いが繰り広げられた。
ファイナルラップ、ロガーノはブラッド・ケセロウスキー(ダッジ)を押す形となり2台でアウトサイドからの首位浮上を狙うと、イン側では首位争いをしていた車両が接触。スピンした車両に後続が次々と突っ込んで、10台が絡む大クラッシュが発生。しかし、レースはファイナルラップに入っていたため、その時点での順位で確定。ロガーノは2位フィニッシュとなった。直前の車両がスピンしたことで巻き込まれたヴィッカーズとスコットはそれぞれ9位、10位でフィニッシュとなった。
次戦第9戦は4月30日(土)、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「我々の“トヨタ カムリ”は本当に速かった。しかし、それは後方から押す立場としてであり、首位を争うには足りなかった。最後も良い走りだった。直前のカップレースでも同じようなシナリオで戦うつもりで、残り3周の時点でトップ10圏内につけていた。今回は同じシナリオで同じように走って、それが上手く行ったのは良かった。とはいえ、昨年はここでデイビッド(・レーガン)を同じようにプッシュして勝利に導き、今年も勝ったブラッド(・ケセロウスキー)を押すことになった。いつか誰かが首位を走る私を押してくれるようになってくれるといいね」
