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投稿日: 2009.09.07 00:00
更新日: 2018.02.23 10:48

【トヨタモータースポーツニュース】NASCAR TRUCK SERIES第17戦 “トヨタ タンドラ”2戦連続の1−2フィニッシュ!


NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第17戦 Lucas Oil 200
開催日:9月5日

“トヨタ タンドラ”2戦連続の1−2フィニッシュ!
マイク・スキナーがレースを支配し今季2勝目

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第17戦「Lucas Oil 200」が9月 5日(土)に米国中北部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。

 2006年にできたばかりのアイオワ・スピードウェイでは、8月にネイションワイド・シリーズの第21戦が行われているが、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズ戦が行われるのは初めて。このため、4日(金)には4回の練習走行、5日(土)も予選前に練習走行が行われ、午後5時45分から予選がスタートした。

 1台ずつ2周ずつアタックした予選では、マイク・スキナーが今季初となるポールポジションを獲得。スキナー自身にとっては、自身の持つシリーズ記録を更新する48度目のポール獲得となった。2番手にはT.J.ベルが入り、“トヨタ タンドラ”が最前列を独占。ルーキーのテイラー・マルサムとブライアン・アイクラーがそれぞれ5、7番手、アリック・アルミローラが8番手、テリー・クックが10番手につけ、11台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 午後9時10分に0.875マイルトライオーバルを200周(175マイル:約280km)して競われる決勝レースがスタート。

 最前列を占めた“トヨタ タンドラ”であったが、オープニングラップで3番手スタートのマット・クラフトン(シボレー)の先行を許してしまった。しかし、スキナーはレース序盤に2回連続で出されたイエローコーションの直後からプレッシャーをかけ続け、17周目に首位を奪還。

 首位に立ったスキナーは、圧倒的な速さで後続を引き離して行った。111周目に、ステイシー・コンプトンとデイビッド・スターが接触。これでこの日5度目のイエローコーションが出され、各車ピットイン。このときアルミローラが首位を一旦奪うも、再スタートが切られると、再びスキナーが首位に立った。

 後半戦も速さの衰えないスキナーは、終盤には、1周20秒ほどのオーバルコースで、2位以下に4秒以上もの大差をつけて独走。しかし、残り10周を切ったところで、コース上に障害物が出たためにイエローコーション。後続との差は帳消しとなり、残り4周での再スタートとなった。

 この再スタートも上手く決めたスキナーは、トップでチェッカーを受け、今季2勝目。アルミローラが2位で続き、“トヨタ タンドラ”は2戦連続の1−2フィニッシュ。3連勝で今季9勝目を挙げた。

 次戦第18戦は9月12日(土)に米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・インターナショナル・レースウェイで開催される。

ドライバー マイク・スキナー:
「今夜の私はまるでサラブレッドに乗っているようだった。昨日は、私が一昨年使用したバックアップトラックで走行していた。そちらの方が速かったからだ。しかし、その後クルーチーフは素晴らしい仕事でこの“トヨタ タンドラ”を仕上げてくれた。我々は今年、ピットロードで苦しんできた。しかし、今夜は完璧だった。最後の再スタートでは、私は本当に緊張していた。最後は燃料ゲージの表示はゼロになっていたが、勝利後のバーンナウトまで燃料はもってくれた」


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