更新日: 2018.02.15 15:41
【トヨタモータースポーツニュース】TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート【10月4日号】
TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【10月4日号】
F1日本GP TDPドライバー中嶋一貴は15位に終わる
F1世界選手権
F1第15戦日本GPが10月2日(金)から4日(日)にかけて、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今季のF1にはTDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦している。
3年ぶりのF1開催となった鈴鹿では、中嶋はもちろんF1初走行だが、欧州へ渡る前の2005年まではSUPER GTや全日本F3でレースを戦ってきており、ホームグランプリでの好成績に期待がかかった。
2日(金)は雨に見舞われ、ウェットコンディションで2度のフリー走行が行われた。フリー走行第1回目、中嶋は終盤好タイムをマーク。チェッカー直前に逆転されたものの、2番手の好位置につけた。第2回目は更に雨が強くなり、ヘビーウェットコンディションでほとんどのチームが周回を見合わせる状況となった。セッションが残り30分を切り、ややコンディションが改善したところで各車走行を開始し、中嶋は5番手タイムをマークした。
3日(土)は天候が回復。ドライコンディションとなった。午前中のフリー走行を経て、ノックアウト方式の予選が午後2時にスタート。中嶋は、タイヤのグリップ不足に苦しみ、トップから中嶋まで17台が1秒以内という僅差のQ1を勝ち抜くことができず、無念の17番手となった。
4日(日)好天の下、午後2時に決勝レース(53周)がスタート。他車のグリッド降格により、15番手からスタートを切った中嶋は、重めの燃料搭載で1ストップ作戦を採り、9位までポジションを上げ、28周目にピットイン。しかし、その後は順位を上げることができず、15位でレースを終えた。