F1第7戦トルコGP プレビュー
チーム一丸となり、再び表彰台を狙う

2009年6月2日(火)

日時:6月7日(日)日本時間午後9時
第7戦 (全17戦)
開催地:イスタンブールパーク・サーキット
距離:5.338 km (58周)
最速ラップタイム: 1分24秒770 (2005)
歴史: トルコGPは2005年にF1世界選手権に加わって以来、イスタンブール
     パーク・サーキットで、4回開催されている。

パナソニック・トヨタ・レーシングは、歴史的都市の郊外にあるイスタンブールパーク・サーキットでのトルコGPに向けて今週末、ヨーロッパの東の境界を越える。
14コーナーから成る斬新なサーキットはイスタンブールのアジア側にあり、クルマにもタイヤにも厳しい、3つの頂点を持つ8コーナーは名物だ。今週末、チームはマレーシアGPと同じく、ブリヂストンのソフトタイヤとハードタイヤを使うが、セパンの決勝は雨だったため、今シーズン、この組み合わせでのレースはまだ経験していない。ヤルノ・トゥルーリもティモ・グロックもポイント獲得を逃し、残念な結果になったモナコGPの後、両ドライバーは今週末、調子をしっかりと取り戻すことを期待している。過去のトルコGPでは毎回、チームの競争力は高く、4レース中2レースで、ポイント圏内でフィニッシュ。コンストラクターズ・ランキング3位を、さらに確かなものにするため、トルコでポイント獲得を狙う。

ヤルノ・トゥルーリ  : カーナンバー9
「今週末は、好成績を期待している。モナコはチーム全員に難しいレースだったが、もう過去のことなので、次のレースのことを考えている。モナコは独特なF1サーキットで、イスタンブールのコースとは違うから、今週末は、絶対にもっと競争力を発揮できると思う。チームがコンストラクターズ・ランキングで3位にいることは、今年の私たちは速いことを証明している。大切なのは、開幕4戦でのパフォーマンスレベルを取り戻すこと。イスタンブールで、これまであまりついていなかったが、その状況を変えたい。8コーナーは最も挑戦しがいのあるところで、速く走るためにバランスのいいクルマが必要なので、セットアップを適切にすることが大事だ。好成績を目指し、頑張っているから、フリー走行が始まるのが待ちきれない」

ティモ・グロック  : カーナンバー10
「モナコは期待通りにいかなかったので、必死の思いでトルコに臨む。チーム全員がレースと成功に対し情熱があるので、モナコの週末は残念な結果であったが、一層結束力も高まった。自分でも出来ることをしようと、モナコGPの後は、ファクトリーでも、みんながチームの成功のために一生懸命やっているのを見てきた。今週末はまず、ポイント圏内に入りたいが、目標はそれよりずっと高く、表彰台を狙って戦っている。現在、接戦なので、何が起こるか、予想するのは難しい。大幅に良くなるはずなので、トルコではいい戦いを見せたい」

ジョン・ハウエット  : TMG社長
「受け入れがたい結果になったモナコより、はるかに良いパフォーマンスを出したいし、見せられると思う。スペインとモナコで、低速セクターがあまり得意でないことが分かり、その理由を理解しようと休まずに努力してきた。駆動力が影響しがちで、モナコではそれが顕著だった。直線で空力テストをしてきたので、すぐに対策を打つための必要な情報を得られている。トルコのサーキットはモナコとは随分違うので、好成績を期待している」

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