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インフォメーションニュース

投稿日: 2010.04.07 00:00
更新日: 2018.02.15 19:15

【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】フォルクスワーゲンのクルマのテーマパーク 「アウトシュタット」の来場者数がオープンから10年で2000万人を突破


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フォルクスワーゲンのクルマのテーマパーク 「アウトシュタット」の来場者数が
オープンから10年で2000万人を突破

フォルクスワーゲン本社の所在地であるドイツ・ウォルフスブルグにあるクルマのテーマパーク「アウトシュタット(Autostadt)」の来場者数が、今春2000万人を突破しました。これは2000年6月のオープン以来、ちょうど10年という節目の年に達成されました。アウトシュタットは、2000万人目の来場者に記念品を贈呈する代わりに、ハイチ大地震の被災者のためにフォルクスワーゲン グループ委員会とモンフォール修道会が共同で設立した救援活動基金に、20,000ユーロを寄付することを決定しました。

アウトシュタットのCEO、オットー フェルディナンド ワックスは次のように述べています。「この10年間、アウトシュタットの人気が変わらないことは、フォルクスワーゲンがお客様との新しいコミュニケーションに成功した、つまりアウトシュタットの創設に際してのビジョンが正しかったことをはっきりと示しています。アウトシュタットはオープン当初から、モビリティというテーマに特化した革新的な体験型のテーマパークとして発展を続けており、徐々にドイツにおける最先端の観光施設として位置づけられるようになってきたのです。」

フォルクスワーゲン グループが1990年代半ばにアウトシュタットの建設を決定したことは、単一構造の工業都市に過ぎなかったウォルフスブルグが、サービス重視という新しいアプローチを取り入れるきっかけとなりました。それと同時に、地域のレジャーおよび産業施設にさらなる投資が進められた結果、いまやウォルフスブルグはきわめて魅力的なサービスが提供される街へと変わりました。アウトシュタットは約1,500人の従業員を抱えており、ウォルフスブルグにおける有力な雇用者としても地域に貢献しています。

アウトシュタットには、新しいレジャー施設として、地域内のみならず、次第にドイツ全土から観光客が訪れるようになりました。来場者の統計によると、アウトシュタットはドイツの体験型テーマパークの中で2位の人気を誇っているほか、ある調査では、ドイツ国民のおよそ7割がアウトシュタットを知っているという結果が出ています。また、アウトシュタットは、世界でもユニークなレジャーおよび自動車テーマパークとして知られています。ドイツ連邦の観光マーケティングを担当するドイツ政府観光局は、アウトシュタットを国内における観光地トップ10として紹介し、その振興を図っています。およそ800万人の来場が予想される2010年上海万博のドイツパビリオンにおいても、地元ニーダーザクセン州の観光名所として紹介されます。

アウトシュタットでは、購入した自動車を引き取ることができるサービスも人気です。オープン以来、アウトシュタットのカスタマーセンターで引き渡された新車の台数は、ドイツ国内でフォルクスワーゲン グループによって個人顧客に納車された台数の30%にあたる140万台以上で、1日あたりにすると約550台という世界最大の自動車デリバリーセンターとなっています。また、アウトシュタットの機能は、このようにカスタマーロイヤリティを育成し、ブランドや会社とお客様との間の直接的でエモーショナルな関係を構築するだけに止まりません。展示やイベントを行い、人々のモビリティに関する多様なテーマを掘り下げて見せるアウトシュタットは、フォルクスワーゲン グループの商品を潜在的なお客様に紹介する役割も果たしています。(訪れるドライバーの約40%が競合ブランドのお客様)。定期的な市場調査によると、来場者のうち約20%が近いうちに新車の購入を予定しているほか、年間1万件以上の購入決定がアウトシュタットで行われていると推定されており、グループの商品が選択される世界最大の場所となっています。

アウトシュタットで用意されているアトラクションのうち、およそ80%が過去いずれかの時点で全面リニューアルもしくは改装されています。新しいアトラクション、多様な催し物、文化的・教育的な提案をはじめとする新しいコンテンツの開発や「レベル グリーン-サステイナビリティのコンセプト」といった新しい展示が常に来場者を魅了し、興味をかき立てることで、フォルクスワーゲンの顧客基盤は拡大し続けています。世界でもっとも来場者数の多い自動車博物館「ツァイトハウス」を訪れる自動車愛好家の人々、アートや文化に興味のある人々、アウトシュタットで催されるすばらしいイベントを目当てでやってくる人々、お子様や家族連れ向けのアトラクションを利用しようという人々、一流レストランでの食事を楽しみたい人々など、実に多様な目的を持った人々がアウトシュタットを訪れます。2003年に始まったダンスと文化の国際的フェスティバル「モビメントス フェスティバル ウイーク」は、7年間で累計20万人以上を集め、2010年も「勇気と謙虚さ」("Mut und Demut")をテーマに4月29日から6月13日まで開催される予定です。

アウトシュタットの精神の礎石となっているのは、すべてのサービスにおける最高の品質です。それは、敷地内におけるゲストへのもてなしから、有機認証を受けた各レストラン、ミシュラン3つ星レストランAQUAを擁する5つ星ホテル「リッツカールトン ウォルフスブルグ」に至るまで共通しています。

2010年の「モビメントス フェスティバル ウイーク」の公演情報を含むアウトシュタットの詳細につきましては、www.autostadt.de(ドイツ語・英語)をご参照ください。