2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の開催結果について
<予選6月27日 (土) 決勝6月28日 (日)>
【併催レース】
1 2009年全日本フォーミュラ3選手権第7戦・第8戦
2 2009年フォーミュラチャレンジ・ジャパン第7戦・第8戦
3 ホンダエキサイティングカップ ワンメイクレース2009~シビックシリーズ~インターシリーズ~第4戦

「2009 年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦」は、14,900人(予選日8,400人を含む大会合計は22,300人)の観衆が見守る中、富士スピードウェイで6月28日(日)の14時30分より決勝レースが行われました。昼から降り始めた雨は次第に強くなり、決勝レースはセイフティカー先導でスタート、混戦のレースは予選1位のロイック・デュバル選手(NAKAJIMA RACING/#31)がポール・トゥ・ウィンを飾りました。2位は注目株のルーキー、大嶋和也選手(PETRONAS TEAM TOM'S/#37)が、3位はベテランのリチャード・ライアン選手(DOCOMNO TEAM DANDELION RACING/#40)が獲得しました。

レース以外にも様々なイベントを開催しました。予選日のピットウォークでは、フォーミュラ・ニッポンの各チームより提供いただいたドライバーサイン入りのマシンパーツやTシャツなどでチャリティ・ガレージセールを実施し、開始わずか10分で計33点が完売しました。売上金(56,500円)は小山町役場に寄付し、青少年育成に活用されます。予選日夕刻のキッズピットウォークでは、多くのお子様連れファミリーが参加、憧れのドライバーとの触れ合いを楽しんだり、コース上に配置したオフィシャルカー(22台)を間近に見学し、初めて入るコースに感動しながら写真撮影や消火車の放水体験など、レース運営を支えるオフィシャルとの交流を楽しみました。

決勝日の午前に実施した、実戦さながらにコースを走るフォーミュラ・ニッポンマシンの迫力を乗車したバスから間近に体感できるサーキットサファリでは、4台のバスに星野一義氏、関谷正徳氏、中嶋悟氏、竹内浩典氏が分乗し、フォーミュラ・ニッポンの魅力を解説しました。

また、午前中のパドック内ピットビルでは、小中学生を対象に往年の名車“AE86”(トヨタスプリンタートレノ)の模型教室を実施し、子供たちはお父さんやお母さんと一緒に模型製作を楽しみました。決勝日のピットウォーク中のコース上では、1チーム6人がリレー式でF1タイヤを転がして速さを競うSUPERタイヤ転がしGP日本一決定戦を開催、ブリヂストンの浜島裕英MS・MCタイヤ開発本部長が解説するなか、静岡県から参加の「ToyotaのFN応援団with絵夢レーシング」チームが優勝しました。

さらに、フォーミュラ・ニッポン決勝レース終了後には、オフィシャルカーの先導のもと、マイカーでコースを2周できる特別体験走行が行われました。メインスタンド裏駐車券とセットのチケットを購入した約150台が参加し、決勝レースの余韻が残るコースでの走行を楽しみました。
「2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦」は7月11日(土)~12日(日)、鈴鹿サーキットで開催されます。

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