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国内レース他ニュース

投稿日: 2009.12.11 00:00
更新日: 2018.02.15 16:54

【Kyoshoメーカーズ岡部自動車RX-7】スーパー耐久シリーズ2009 第8戦


スーパー耐久シリーズ2009 第8戦
「スーパー耐久 オーバルバトル茂木」
開催日:2009年11月28日
コース:ツインリンク茂手 オーバルコース
天候:(予選)晴 (決勝)晴
路面コンディション:(予選)ドライ (決勝)ドライ
チーム:Kyoshoメーカーズ岡部自動車RX-7
ドライバー:長島 正明 / 田ヶ原 章蔵 / 古谷 直広
観客動員数:12000人

今回はオーバルコースでのレース。
比較的温かくまた最高の天気でした。
今年最後のレースですので、チームは気合が入っていました。

■ フリー走行 11月27日
ST-3クラス 参加台数4台と少し寂しさも感じるレースでのスタート。今回は、15号車に取ってはシリーズランキング争いが残っているので最後に勝って終わりたい思いでレースウィークを迎えることになりました。オーバルコースということで、特にセッティングというよりはストレートスピードが重要になってくる。岡部自動車は最高のメンテナンスで車を送り出す。まず、田ヶ原選手からコースイン、確認走行して矢先に34号車が壁にヒットして車が大破!全損になる大事故が発生。しばらく赤旗になり長島選手へバトンタッチ。安定した走行で、最後に古谷選手へ。ベストラップを記録してセッション1を終了する。同じくセッション2も同じ順番で行い、全く危なげなく走行を終了。各自感触は良く、セッション3は走行を取りやめる余裕を見せての練習走行となった。明日のレースにはかなり期待がもてそうであった。

■公式予選 11月29日 スタート9:00
公式予選が始まった。天気は晴れ! 穏やかな初夏の風に包まれた中でのスタートとなった。9:00 長島正明選手からコースインするがブレーキにトラブルが発生。その修復に時間がかかりなかなかアタックが出来ず。残念ながらアタックすることなく予選が終了。クラス3位で終える。10:00 田ヶ原選手がコースイン。ブレーキトラブルを確認しながら慎重に走行を重ねクラス2位でアタックを終える。最後に古谷選手、Cドライバー走行を行い決勝のフィーリングをチェック。レースでは行ける感触をつかむ結果で終えることになりました。残念ながらトータルタイムではクラス3位。グリッドは最後尾からのスタートとなった。しかし台数は全部で18台。直ぐに挽回出来る距離だった。

■ 決勝 11月29日
レースは2ヒート制。1ヒート目は、古谷選手と長島選手での走行。そして、スタートの緊張が走る。そして1ヒートスタート。古谷選手はベテランらしくあっという間に最後尾からクラス2位の車へ追いついてしまう。流石RX-7!速い速い。そしてすぐに16号車をパスしてトップの5号車を追いかける。追いつくがストレートスピードが明らかに5号車が速い。シケインで追いつくもなかなか前に出られずにテールトウノーズが続く。そして30周目にピットイン。長島選手へバトンタッチ。後半徐々に離されていたのでピットアウト後は17秒差。追う詰めるべく走行は続くがそのままチェッカー。クラス2位で終えることになる。
しかし、これでシリーズ3位は決定!
第2ヒートでは勝ちを狙いに行くことが出来る。
午後のレースが楽しみ結果になったと言える。
そして、午後からのレースが開始。古谷選手と田ヶ原選手が勝ちに行く。古谷選手スタート!第1ヒートと同じく最後尾スタートだったのですがあっという間にクラス2位の車に追いつく。そしてクラス1位の5号車もパスしてトップへ。5号車のペースが上がらないことを尻目に逃げる逃げる。マージンを稼いで田ヶ原選手へ。しかしここで思わぬハプニングが・・なんとドライバー交代時に鍵が掛かっていてドアが開かないトラブルが・・そして折角築いたマージンがなくなってしまう。それでも田ヶ原選手はストレートスピードが速い5号車を押さえるべく奮闘するもラスト3周でブレーキミスから立ち上がりで失速。アウトから抜かれてしまう。そこから最後最終ラップにチャンスがくるも惜しくも届かず1秒差の僅差での2位表彰台の結果になってしまう。ピット作業が悔やまれる結果でもあった。

■ドライバーコメント
長島正明選手
1年間ありがとうございました。シリーズ3位という結果でしたが欲を言えばチャンピオンが欲しかったです。KYOSHOさんのおかげでカッコイイ車でレースが出来た良いシーズンでした。

田ヶ原章蔵選手
今年は2回勝つチャンスがあり、2回共僕が最終アンカーで2回共勝てませんでした(悲)。来年は厄払い行ってきます。でも最高のチームで1年間戦えたことに、ファンの方々、京商さんをはじめスポンサーさん、スタッフさん、すべての関係者様に感謝申し上げます。シリーズ3位でしたが、序盤の2回のリタイアが悔やまれますね。でもこれもレース!楽しかったです!!

古谷直広選手
今シーズン最後のレースはテスト段階からタイムレベルも良かったので優勝で終わりたかった。ポイントが4位スタートだったので5ポイント取ればシリーズ3位に入る可能性があったのできっちり第1ヒートでは達成出来た。第2ヒートは優勝目指してトップ走るも、後半タイヤやミッション、ブレーキ等もきつく有終の美は飾れなかったのが残念だったですが来年チャンスがあれば是非にチャンピオンを取りたいと思います。今シーズンは多くの皆さんにお世話になりありがとうございました。