参戦が懸念されているカンポス・メタ1だが、チームのストラテジーを担当するダニエル・アイゼンがAP通信に対して“開幕戦はテスト”と語ったことで、プレシーズンテストに参加せずに開幕戦を迎えるのではないかとの憶測が流れている。
「マシンの開発は着実に前進しており、すでにドライバーとも契約を結んでいる。最初のレースとなるバーレーンGPに見据えて準備しているんだ。しかし、私たちにとってバーレーンGPは初レースではなく、テストになるだろう」
「シーズンは長いし、私たちは新チームなので、みんなに心配されているのは仕方がない。しかし、重要な事柄から順番に準備していき、ベストな状態で開幕戦を迎えたいんだ」
「私たちが、投資家やスポンサーと交渉しているのは間違いない。しかし、すべては計画どおりに進んでいる。ブルーノ(・セナ)との契約は金銭的なサポートによるものではないので、(ペイドライバーと契約すれば)財政的に楽になることは間違いないだろうが、いまは開幕戦に向けて準備することに集中しているんだ。マシンに対しては妥協することができないからね」
まずは、マシン製作に集中するというカンポスF1。アイゼンは、セカンドドライバーの決定は急いでおらず、開幕戦バーレーンGP直前に決定することになるかもしれないと述べている。