スーパーGTで2014年から導入される新GT500車両の開発テストは、11月5日〜7日にツインリンクもてぎでテストが行われ、ニッサンGT-RニスモGT500、レクサスLF-CCをベースとしたレース車両の2台が走行を重ねた。
1日目となる5日はニッサンGT-RニスモGT500はミシュランを装着、レクサスLF-CCをベースとしたレース車両はヨコハマを装着しテストが行われたが、2日目はニッサンGT-RニスモGT500は継続してミシュランを装着する一方、レクサスはブリヂストンにスイッチし、立川祐路、石浦宏明、中嶋一貴、ジェームス・ロシターがステアリングを握った。
2日目は晴天で行われ、午前はGT-Rが35周を消化。1分41秒389というタイムをマークし、レクサスは28周を重ね1分42秒716をマーク。午後はGT-Rが34周をこなし1分42秒382をマーク。レクサスは94周をこなし、1分42秒606というベストタイムをマークした。
3日目となる7日は、レクサスはブリヂストン装着でドライバーは立川、石浦というふたりに。GT-Rは午前はヨコハマ、午後はブリヂストンというタイヤ装着となった。ドライバーは午前は安田裕信が、午後は松田次生がステアリングを握っている。
迎えた3日目のセッションは、あいにくのウエットコンディションに。午前はレクサスが63周を消化し、1分52秒158をマーク。ヨコハマ装着のGT-Rは1分54秒233というタイムをマークした。午後はレクサスが1分50秒653というベストタイムで25周を消化。BS装着のGT-Rは29周をこなし、1分51秒457というタイムをマークしている。
なお、今後新GT500クラス車両はレクサス、ホンダ、ニッサンの各メーカーがそれぞれ行うイベントでデモランする予定となっている。