DTMドイツツーリングカー選手権で、アウディのDTMプロジェクトリーダーを務めているディーター・ガスは、今季ここまで未勝利である現状に対し、勝利がないままシーズンを終わることは避けたいと認めた。

 今季DTMでは、BMW M4 DTMをドライブするマルコ・ウィットマンが好調で4勝をマーク。BMW勢ではマキシム・マルタンも1勝を飾った。また、序盤戦の予選で下位に沈んだDTMメルセデスAMG Cクーペ勢もクリスチャン・ビエトリスが第2戦オッシャースレーベンで、ロバート・ウィケンスが第4戦ノリスリンクで優勝を飾り、2勝をマークしている。

 一方、アウディRS5 DTM勢は序盤から常に上位を争い、現在マティアス・エクストロームがランキング2位につけ、エドアルド・モルタラ、マイク・ロッケンフェラーと選手権上位を占めているものの、いまだ今季未勝利となっている。

「たしかに、この状況は良くない」とガスは語る。

「我々は勝つためにレースをやっている。たとえマシンのパフォーマンスが高くても、我々がまだ勝利を挙げられていないのは事実だ。常に何台かが上位にいるが、我々は決してトップを奪えていないんだ」

「現実的に、我々はいくつかのミスを犯している。と同時に、幸運も訪れていないんだ。だが我々はモータースポーツの世界では、幸運は自らの手でたぐり寄せなければならないということを知っている。そしてそれをいまだに達成できていないということだ」

 ただガスは、勝利こそ飾れていないものの、2014年バージョンのアウディRS5 DTMの競争力は問題がないという。実際にアウディは7レース中表彰台フィニッシュを10回獲得しており、4レースで2-3位を占めている。

「少なくとも、我々は毎週末勝利を得るためにサーキットに行っているのだ。あまりに遅いマシンでレースを戦うよりはいいだろう。そして、勝利を得るためにはあと少しの幸運が必要なんだ」

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