2009年ハンガリーGPでトロロッソからF1デビューを果たしたハイミ・アルグエルスアリが、F1でほとんどテストをすることなくレースに出場することになり、“まるで食肉処理場に向かうような感じだった”と述べている。

 アルグエルスアリは、セバスチャン・ブルデーに代わって、7月のハンガリーGPからトロロッソのレースドライバーの座についた。2008年にイギリスF3でタイトルを獲得、アルグエルスアリは高い評価を集めていたものの、コスト削減策としてF1はシーズン中のテストを禁じており、直線テストを何度か経験しただけで、レースに出場することになった。

「デビューする前に、1kmも走行経験を積んでいなかった」というアルグエルスアリのコメントをデイリー・ミラーが伝えている。
「だから食肉処理場に向かうような感じだった。でも自分の仕事には満足しているよ。特に終盤はよかったと思う。来年はテクニカルな問題に苦労することは少なくなると思う」

 今季のチームメイトであるセバスチャン・ブエミがすでに契約更新をしたことをチームは認めている。チームプリンシパルのフランツ・トストは、アルグエルスアリの残留の可能性は高いと述べている。
「来年中盤以降、我々は素晴らしいドライバーラインナップで戦えるものと自信を持っている」とトストはザ・サンに対してコメントしている。
「そのころにはアルグエルスアリはすべてのコースを知っていることになり、ブエミはすでにパフォーマンスを向上させつつあるからだ」

 しかしアルグエルスアリの残留はまだ正式に確定したわけではなく、ブレンドン・ハートレー、ダニエル・リチャルド、ミルコ・ボルトロッティらも候補として検討されていると報じられている。

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