チーム・ペンスキーは8日、2013年のインディカー・シリーズの2戦に、これまでNASCARで活躍してきたAJアルメンディンガーが参戦すると発表した。
アルメンディンガーは2004年にチャンプカー・ワールドシリーズにデビューし、ジャスティン・ウイルソンとの争いを制しルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。フォーサイスに移籍してからは計5勝を挙げ、アメリカ人ドライバーとして将来を期待された。
2006年からレッドブルとともにNASCARへスイッチしたアルメンディンガーだったが、12年7月に、禁止されている薬物を使用していたとしてNASCARから無期限の出場停止処分を受けていた。そんな中、リカバリープログラム終え今季に向けてインディカー参戦が噂されてきたアルメンディンガーだが、8日ペンスキーはチームのインディカープログラムへの加入を発表した。
アルメンディンガーは4月のアラバマ、そして5月のインディ500にシリーズスポンサーでもあるIZODのスポンサーで参戦することになり、チームのテクニカルディレクターを務めるロン・ルゼウスキーがレースエンジニアを務める。
「僕のルーツでもあるシングルシーターに戻ることができて嬉しく思うよ。すべてのドライバーにとって、ペンスキーのマシンに乗りインディ500を戦うんだからなおさらだ」とアルメンディンガーは語っている。