INGルノーF1チームとフェルナンド・アロンソは、アロンソの故郷スペイン北部のオビエドで“ロードショー”イベントを開催、17万人の観衆が集まる中、市街地でF1マシンを走らせた。

 オビエドのプラザ・ド・アメリカに1.8kmの特設コースが設置され、そこをアロンソがカートや、メガーヌ・スポールRS、メガーヌ・トロフィなどのルノーのロードカーを走らせた後に、昨年のルノーF1マシン、R28で走行を行った。ルノーのロードショーイベントがオビエドで行われるのは初めてとあって、多数のファンが詰めかけ、アロンソはドーナツターンなども披露し、ファンの声援に応えた。

「今日は本当に素晴らしい一日だった。夢がかなった思いだよ」とアロンソは、イベント終了後に語った。
「僕の故郷でロードショーを開催することを実現されてくれたオビエド政府とルノーに心からありがとうと言いたい。F1マシンが公道で走るのを見るチャンスに恵まれたことのある都市は20に満たないので、オビエドは今回のイベント開催を心から誇りに思わなければならないね。大勢のファンがこのショーを見に来てくれて、とても嬉しい。皆が楽しんでくれたならいいのだけれど。僕を応援してくれている人たちに完璧な形で報いることができたし、オビエドの人たちにF1の興奮を披露する完璧な方法だったと思う」

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