フェラーリのフェルナンド・アロンソは、残りの5戦でドライバーズおよびコンストラクターズ選手権で2位の座を確保するのは難しい仕事になるだろうが、それでもベストを尽くすと述べた。

 セバスチャン・ベッテルはタイトルに王手をかけて日本GPに臨むが、ランキング2位から5位のジェンソン・バトン、アロンソ、マーク・ウエーバー、ルイス・ハミルトンは17点差の中で争っている。最近のパフォーマンスからみて、フェラーリのアロンソはレッドブルとマクラーレン勢を相手に厳しい戦いに臨むことになりそうだ。

「数字的にドライバーズタイトルの可能性がなくなったのは事実でも、最後の5戦で前向きにモチベーションを保って戦う理由は十分ある」とアロンソはフェラーリの公式サイトにおいて記している。
「まず、ドライバーズランキング2位の座だ。ここまでのシーズンの展開を見ると、ベッテルが圧倒的に強く、1戦を除いてすべて表彰台に上っているほどなので、ランキング2位を獲得できれば僕にとってもチームにとっても素晴らしい結果になると思う」
「(ランキング2位を)4人が争っており、僕はウエーバーとマクラーレンふたりを相手に戦っている。誰がこの戦いを制すかはインテルラゴスまで分からないだろう」
「最近のレースを振り返れば、僕のライバルたちの方がマシンパフォーマンスが少しいいようなので、楽な戦いにはならないだろうが、だからといって不可能というわけではない」
「目標を達成するためにはすべてを完璧にやらなければならない。僕らは最後の最後まで戦い続ける」

 コンストラクターズ選手権においてフェラーリとマクラーレンとの差は85点に開いているものの、アロンソは、ランキング2位の座を狙うことを諦めないと語った。
「コンストラクターズ選手権2位獲得の可能性もまだある。マクラーレンとの差は大きいので、こちらの方がずっと難しい目標だが、不可能ではない」
「今シーズンは僕らが期待したようにはいかなかったが、僕自身を含むチーム全員がシーズンをできる限りいい形で終わらせたいと思っているんだ。少なくとも1勝を挙げ、それが最大限なのかもしれないけれど、重要なのは常に表彰台を狙っていくことだ」

本日のレースクイーン

今井みほいまいみほ
2025年 / スーパーGT
Pacific JLOC Angels
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円