2010年F1第11戦ドイツGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは優勝を獲得、チームが復活のために何週間も努力したことによって得た重要な1勝だと語った。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 決勝1位
チームが何週間にもわたって懸命に努力したことによって得た、とても重要な1勝だ。チームは主なライバルたちと僕らとの差を埋めるために頑張ってきた。1戦1戦でF10に改善が加えられ、その効果が表れ、マシンの競争力が上がってきたんだ。とてもハッピーだよ。フェラーリで勝つことは特別な感情を与えてくれる。スタートではベッテルからウォールに押し付けられるようにプッシュされた。彼は僕を押さえ込むことしか考えていなかった。それを利用してフェリペが僕らふたりの前に出た。その後僕はチームメイトにぴったりついていくことを心がけ、彼が苦戦している時に前に出た。フェリペはチームの利益を一番に考え、ベッテルが追いついてきている時にリスクを冒すのは意味のないことだと考えたのだろう。今、選手権ポイントの計算をしても意味がない。僕らのパッケージが通常のレースでどこまでやれるかを示すことができた。この調子でこれからも作業を続け、常に最大限のポイントを確保できるよう努力していく。いつも言っていることだが、最終結果が出るのはアブダビなんだ。