2010年F1第8戦カナダGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位を獲得、トラフィックの問題がなければ今回は優勝できたかもしれないと語った。フェリペ・マッサは15位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 決勝15位
ありとあらゆる問題が起こり、最悪のレースだった。1コーナーではアクシデントに遭い、それによって上位争いから脱落することになった。ものすごくいいスタートを決めたけれど、バトンとリウッツィにはさまれてしまい、リウッツィに接触され、皆も見たような結果になった。残念だけど、こういうことが起こることもある。今日のマシンはとてもよかった。いつもそうだけど、予選に比べて決勝の方がマシンがいいんだ。その後は常に渋滞につかまっていたけれど、何とかポイント圏内にまで順位を上げることができた。でもまた接触があって、今度は相手はミハエルだった。それによってポイント獲得のわずかなチャンスもなくなってしまった。バレンシアはもっといいレースになることを期待している。F10にアップデートが導入される予定だから、上位争いに加わりたいね。
フェルナンド・アロンソ 決勝3位
また表彰台に上ることができてよかった。特にまた上位争いに加わることができたのが嬉しいよ。今日は優勝できたかもしれない。でも何度かトラフィックによって大きな代償を払うことになり、そのために勝利を手に入れることができなかった。レース中、こういうことは誰にでも起こり得ることで、今回は僕らの番だったんだね。自分たちの目標を達成するためには、常に表彰台に上れるように努力していかなければならない。この結果は、今日素晴らしい仕事をしてくれたチームにとって大きなモチベーションにつながる。彼らは戦略やピットストップという面でうまくやってくれた。タイヤマネジメントは難しかった。最初に履いたソフトにはあっという間にデグラデーションが起こり、ハードでさえグレイニングという別のトラブルが出た。僕らのマシンがタイヤにそこそこ優しくてよかったよ。トルコの状況からして、これほどのレベルのパフォーマンスはあまり予想していなかった。バレンシアでの次のグランプリではたくさんのアップデートを導入する。それによって僕らがどんな種類のサーキットでも競争力を発揮できるようになるよう、心から願っているよ。このふたつめのホームレースでは、表彰台に上ったことがないんだ。バルセロナでは表彰台に乗れたから、2週間後のバレンシアでもぜひともそうしたいね。