2010年F1第19戦アブダビGPの金曜プラクティスを終えたフェラーリのフェルナンド・アロンソが、今、決勝の推測をすることに意味はなく、どうやってマシンをより速くするかに集中しなくてはならないと語った。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=6位/2=3位
たくさんのデータがとれて、今週末は幸先の良いスタートが切れた。今エンジニアがデータを解析しているよ。金曜日まず最初にすることは、全てに問題がないかと、マシンのハンドリングがシミュレータで見たものと一致するかどうかをチェックすることだ。その後、セットアップと空力ダウンフォースレベルを変えて、パフォーマンスの改善に取り組んでいく。まさにこういったことを、この3時間で行った。マシンの戦闘力にはまあまあ満足しているし運転もしやすいが、まだより速く走れるだけのポテンシャルを、さらに引き出せることが分かっている。明日の予選はかなりの接近戦になると予想している。これまでにないほどレッドブルに近づけることを祈ろう。レースで起こり得る展開を推測することには何の意味もない。僕らは自分たち自身のことと、どうやってマシンをより速くするかに集中しなくてはならない。