2010年F1第3戦マレーシアGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは19位に沈んだものの、肝心なのは決勝であり、難しい状況ではあるが自分たちの能力を信じてベストを尽くすと述べた。フェリペ・マッサは21位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 予選21位
この事態を非常に残念に思っている。予報では天候は回復することになっていたから出ていく前に少し待ったんだけど、コース上は予想を上回る水量だった。僕らはミスをしたし、天気予報にやられたよ。明日のレースはベストを尽くさなきゃならない。後方からのスタートはいつだって大変だけど、いくらかでもポイントを獲得するための努力をすべきなんだ。雨を望むか日差しを願うかが難しいところだな。前者なら僕らに有利に運ぶチャンスが多くあるかもしれないが、リタイアになってしまう危険性も同じくらいあることも事実だよね。
フェルナンド・アロンソ 予選19位
雨がやむことを期待していたから、他の皆より長くガレージに留まったんだ。僕らが出ていった時、コンディションはさらに悪くなっていて、エクストリームウエットを履いてもタイムは更新できなかった。雨は状況を面白くすることもあるけれど、セッションが単に運次第になってしまう。今日は僕らには悪い方に転んで、悪いタイミングで間違った場所を走ってしまった。だけど予選結果なんて、リザルト1枚分の価値しかないよ。だってポイントはレース終了後に与えられるんだから。もちろん後方からのスタートになって僕らは難しい立場にあるけれど、先週の日曜日にメルボルンで見たように、どんなことだって起きるんだし、僕らは自分の能力を信じなければならない。ポイント圏内でフィニッシュできるよう、ベストを尽くさなければね。