フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ベルギーGPのスタート直後のアクシデントで他車に接触され、一時はレースを続けられるかどうか心配したと明かした。
予選でクリアラップをとれなかったアロンソは、今季ワーストの8番グリッドからベルギーGPをスタートすることになった。前にはトロロッソのハイミ・アルグエルスアリとルノーのブルーノ・セナが並んでいたが、セナはラ・スルスでアルグエルスアリにヒット、押されたアルグエルスアリはアロンソのリヤホイールに接触した。これによってアルグエルスアリのフロントサスペンションは壊れたものの、アロンソのマシンには幸い大きなダメージはなかった。
「アウトサイドでブレーキングしていたら、誰かからリヤタイヤにヒットされたのを感じた」とアロンソ。
「マシンにダメージを負ったと思ったけれど、結果的には問題なく走り続けることができた」
「ハンドリングも悪化しなかったし、問題なくレースを続けられるとピットから言われた。無事に走り続けることができてラッキーだった」
「ちょっと変わった予選で、ウエットセッティングのドライバーがいて、いつもと違う状況だった。その結果、Q3にいつもはいないドライバーが残り、スタートが難しくなった。こういうことを避けるため、予選では常にトップ3か4に入ることが大事なんだ」
アロンソは一時はトップを走るが4位でベルギーGPを終えている。