2010年F1第13戦ベルギーGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは10位に終わり、新品のソフトタイヤでアタックに出た時に運悪く雨が降り出したと語った。フェリペ・マッサは6位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 予選6位
明らかに厳しい予選だった。午前中の時点で、マクラーレンとレッドブルは自分たちよりも速いことが分かっていたが、午後にそれが裏付けられた。僕らの方はいくつかの困難を抱えて思うような結果を出せなかった。つまり僕らは明日、レースの中で順位を上げる努力をすることになる。ここベルギーではいつものことだけど、変わりやすい天候が重要な役割を持つ。状況をできるだけうまく使うことが不可欠になるんだ。Q3最初の走行では良いアタックができたけど、もうコンマ数秒速く走れたかもしれない。2回目のアタックでは1コーナーですぐに雨に降られてホイールをロックしてしまい、タイムを更新できる見込みがなかったから、周回を終えずにピットに戻ることに決めた。コースがあまり濡れていなくて湿っているくらいだったら大変だろうね。レインタイヤがすぐにダメになってしまって、本当に注意深く扱わなければならなくなるから。
フェルナンド・アロンソ 予選10位
当然この結果を嬉しくは思えないが、グリッドポジションが他よりも重要でないサーキットがあるとすれば、それがここだ。それはトラックの特徴と、非常に変わりやすい天候のせいだ。時に、正しい決断を正しいタイミングですれば、タイム上でアドバンテージを得ることができる。だから僕らは賢い判断をし、全てのチャンスを活かし切らなければならない。Q3では新品のソフトタイヤがあと1セットしかなくて、それを2回目のアタックで使用した。ついてないことに、その時に雨が少し降ってきたんだ。この10番手を必要以上に深刻に考えても意味がない。僕らは落ち着いて、集中していなければならない。なぜなら予選は予選であり、レースはまた別のものだからね。ポイントが与えられるのは、今日じゃなくてレースなんだ。
